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CIRE TRVDON(シール・トゥルードン) [CIRE TRVDON]

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シール・トゥルードン:CIRE TRVDON

フランス最古のキャンドルメーカーCIRE TRVDON。
その歴史は17世紀。1643年にまで遡ることができます。
食料雑貨商でありワックス販売のセールスマンであったClaude Trudonがパリのサントノーレ通り(リュ・サントノーレ)にある店のオーナーになったことに始まります。
もともとは地元の教会や顧客にロウソクを販売する規模でしたがルイ14世の時代には小規模ながらもロウソク製造業を営み成功していきます。

Trudonのキャンドルは明滅したりせずに安定した燃え方を提供することができ、イギリス産の蜜蝋(WAX)と石膏で濾過したロウ芯を使用し長く、安定した明かり提供しました。

1687年、彼の息子Jacquesが家業を継ぐ頃にはベルサイユ宮殿に呼ばれ始めます。

そして18世紀。

1719年、王妃であるマリー・テレーズによってロイヤルワックスメーカー(王室御用達のロウソクメーカー)となり宮廷にキャンドルを提供。
Hierosme Trudonの代にはフランスほぼすべての公の施設や大教会で使用されTrudon家のロウソクはフランス中に広まり王国最大のキャンドルメーカーとなるのです。

以来、フランス君主制の終わりまでヴェルサイユ宮殿にキャンドルを提供し続け、その後も帝政時代のナポレオンなどもCIRE TRUDONのキャンドルを愛用。
19世紀では博覧会で金賞を受賞するなど名実ともにフランスを代表するキャンドルメーカになります。

今日では世界で最も古く、最も権威のあるワックスメーカーとして伝統的な製法でキャンドル、ワックス製品を作り続けています。

CIRE TRVDONの商品はこちらのサイトでご覧頂けます。
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