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Harris Tweed:ハリスツイード [素材・技術]

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Harris Tweed:ハリスツイード

18世紀から変わらない古式製法を守り続けるハリスツイードは、スコットランド北西部のハリス&ルイス島で誕生。
その製法は、島でとれた羊毛を手紡ぎした糸を用い、手織り織機で織り上げるというもの。
剛健さと、加工を一切施さない素朴な質感が大きな魅力。

その行程を行った物だけが英国ハリスツイード協会に認められ、その名を名乗ることが許されています。1909年に発足したこの協会が、地球に十字を抱いた紋章を与えることで、その品質を100年以上守り続けているのです。

その品質保証の厳格さは、世界中のどのテキスタイルも及ばないもの。
ハリスツイードの品質基準はなんと英国国会の制定法で定められているのです。
そして、生産者はその基準を順守しなければハリスツイードの生産に関わることが許されないほど、厳しく管理されています。
スコットランドのある特定の場所で有機飼料で飼育された羊たちであること、100%子羊の新毛だけを扱うこと、島民の家で紡がれること、さらに、羊毛の選別や織る工程も手作業のみで行われることなど、商標を守るために全てのプロセスが厳密に守られているのです。

そして100年以上の時を経てなおシンボルマークであるローブの紋章を掲げてているのです。



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